SWV - Right Here / Human Nature
back to 1993
今回の英単語:Insecurity (0:27)
意味:不安、不確実、危険性
幸せだからこそ感じる不安を話し合う事でプラスの方向に持っていこうとしているんでしょうね。
【二人の愛の確認、ヨシッ!】
90年代は沢山の女性R&Bグループが活躍しました。
その中で絶対外せないのがSWVです!
私が洋楽にハマり始めた頃にデビューした三人組で、メインのCokoの透き通る歌声が魅力です。
この曲を聴いてすごく素敵なサウンドとヴォーカルの声に魅了されて一発で好きになりました。
「メインはCoko」というのがほぼ揺るがないのが清々しいです。
メンバーのTajとLeleeも歌が上手いんですがCokoが飛び抜けているという感じなんでしょうか。
さて、この曲、Remixと表記されています。
実は私が最初に「Right Here」を聴いたのは1stアルバムのオリジナルではなく、こちらのRemixでした。
MVもこちらをよく見ていました。
ということで、私にとってはこのリミックスの方がオリジナルな感覚です。
タイトル通り、マイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」の一部分が繰り返し聞こえてきて彩っています。
因みに私が当時、マイケルのこの曲を知らずに聴いていたというのは秘密ですw
リミックスと言ってもダンスナンバーではなく、むしろまったり系です。
低音ズンズンとクラップな音、そしてフワフワしたシンセ音でシンプルな印象ですが、心地よいですね。
マイケルの繰り返し流れる
「♪フワ〜ィラ〜〜〜 ホワ〜〜〜〜ィ♪」(※個人の見解です)も素敵です。
彼の歌声が終始空を舞っているような雰囲気を感じさせます。
地面のようなビートと空のようなマイケルの間を風に乗るように聴こえてくるヴォーカルとコーラス。
リラックス効果があってずっと聴いていられます。
因みに私には馴染みのないオリジナルバージョンはコチラ。
オリジナルバージョンではゴリゴリのサウンドでメンバーがラップを披露するパートもあります!
ニュージャックスウィングってやつですね(多分)。
オリジナルバージョンのMVはナウなヤング感がバリバリですね!
そこから路線を変えてこのバージョンをリリースし、チャート上位に登りつめました!
それにしても1年程でこんなに印象を変えられるなんて…やはり女の人って凄いですね。
歌詞は二人の愛について主人公の女性が彼に語っているような内容です。
「最近ちょっと不安になる感じがする。」から始まっている歌詞。
順調だった二人の愛に何かあったのでしょうか。
幸せだからこそ感じる不安なのかもしれません。
しかしここが踏ん張り時。
二人の愛の強さについてしっかり考える時、というタイミングでの歌のようです。
今後は良い時ばかりじゃないかもしれないけど、それらを乗り越えた先にはもっと大きくなった愛がある。
そしてその愛はこれからもずっとここにある…的な内容です。
まったりした曲調も相まって、プロポーズの歌のようにも思えます。
オリジナルのゴリゴリ系は軽いノリのトレンディドラマ的な感じでしたが、こっちは本気な感じがします。
これまでも二人の間にはLOVEがありましたが、そのLOVEがスーパーサイヤ人的に成長するタイミングです。
だからしっかりここで二人で真剣にLOVEについて向き合う時ですね。
(さっきから「愛、愛」って書いてたのでなんだかこってりしてきたので「LOVE」にしましたw)
MVはどこかのリゾート感もある歴史を感じる建造物っぽいところでユルく歌ってたりするものです。
乗馬ファッションで歌ったり、ちょっと…いや、かなり昔のバブル期っぽい夏な格好で釣りや乗馬したり…
(ただ「乗馬はそっちの服なのね。」と心の中でツッコミましたけどw)
そして多分電気は来てないので、雰囲気だけ楽器を弾いている方々とのセッションも。
フワッとマイケルが現れたり、シャチが出てきたりする癒し系MVです。
この曲が映画「フリー・ウィリー」のサントラに収録された絡みでシャチがいるんですね。
肩の力が抜けてる感じの皆がリラックスしている映像で、それはそれで良いですね。
突然のマイケルは微妙にシュールですけど…
因みにこのリミックスバージョン、じっくり聴きたい方はExtendedバージョンもあります。
MVのバージョンよりも2分弱長いので聴き応えあります。
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