Boyz II Men - I'll Make Love To You

2023年09月08日

back to 1994


今回の英単語:Submit (1:20)

意味:(自動詞)服従する、(他動詞)提出する、服従させる、提案する

歌では「あなたの要求に従います。」という意味ですね。今日は彼女のために何でもする日です。


【ロマンチックに堂々とチョメチョメを歌う】

私が洋楽にハマりはじめた頃に大ヒットした思い出のある曲です。

言わずと知れた90年代を代表する男性4人のR&Bグループ(現在は3人)ですね!

思えば私が最初にハマった男性グループです。

今でも私にとっては男性コーラスグループの基準となっているような気がします。


この曲はロングランの大ヒットでしたし、収録アルバムも大ヒットした記憶があります。

もちろん私も買って何度も聴きました。

メンバーがパートごとにリードヴォーカルする曲が多く、声質が皆違っていて色味が変わるのが好きです。

優しさのネイサン、強さのウォンヤ、色気のショーン、そして魅惑のマイケル。

リードヴォーカルも務められる4人がハーモニーを紡ぐとそりゃゴージャスになるのは必至!


この曲、4分の3拍子でロマンチックな感じが漂っています。

イントロも管楽器のような音色(キーボード?)が優しいですね。

個人的には終始聞こえる左のシンバル、右のシェイカー(?)、そして真ん中のタンバリン(?)のアクセントが気に入ってたりします。

和みの3拍子、美しいメロディ、彼らのハーモニー…最高ですね!

マイケルの低音でコーラスが凄く厚くなっていますし、Cメロから大サビで情熱的に爆発的に歌うウォンヤにも圧倒されます。

しかし、私の1番のお気に入りはショーンのこの部分!

「テ〜イク マィ クロ〜ズオフ トゥ〜ウ〜♡」

ショーンの必殺「声裏返りの術」です!

一瞬ではありますが、この曲名の雰囲気を感じさせる色気のあるパートだと思っています。


歌詞はというと、タイトルから想像すると…まるで中学生の妄想になってしまいそうです。

しかし、単にチョメチョメな夜…というわけではありません。

一番の歌詞を見るとこうなっています。

「願い事をしてロウソクを吹き消して。」

「今日はあなたのための夜だからお祝いするよ。」

「ワインを注ごう。」

そう、彼女の誕生日を祝うために長い夜を過ごす歌です。

彼女の願いを優しく叶えようとする彼氏。

穏やかでラブラブな夜ですね。


そして二番になると、ここからはオトナの世界です。

二人の世界を覗いているようでドキドキしちゃいますね…

なのでここからはご自身で歌詞を見てキャッキャしてくださいw


最高の忘れられない夜になりましたね。

彼氏の優しく熱い愛が溢れる極上のエロ…いやラブソングです。


PVは、ある二人を題材にしたドラマ仕立てのものです。

「絶対お前ら好き同士だろ!」と見てる方がヤキモキする麗しのスパークスさんとシャイなドウェイン君の物語です。

警備システムの会社のドウェイン君、彼女の家のセキュリティを担当して距離が近くなって気持ちが抑えられなくなったようです。

彼は彼女にラブレターを書くのですがなかなか上手く書けない…

彼女は彼女で、彼に電話をしようかしまいか迷っている…

ちょっと昔の恋愛ドラマのようです。


手紙に行き詰まったドウェイン君、Boyz II MenのCDを聴いて「これだ!」と、歌詞を書き写すのでした。

………こ…この曲の歌詞!?

ちょっと攻めすぎじゃないですか!?


それをわざわざ彼女の自宅に忍び込んでそっと置いてきました。

当然彼女の家に設置した警報機が鳴るわけですが、不安から解放されるために警備システムを設置したはずの彼女は警報がなってものんびりしてます。

彼女は警戒するわけでもなく開いた窓に手紙を取りに行って「うふふ♡」なんて喜んでます。

スパークスさんが呑気で良かったですね。

一歩間違えば警察沙汰です。

アメリカでこういうことするのは命懸けなのでは…


すみません、このMVを単純にロマンチックに見られなくなった自分…心が荒んできたのでしょうか…


そしてもちろん歌っているメンバーもちゃんと出てきます。

彼らが歌っているのも舞台となった豪邸でしょうか。

結構さまざまなファッションで歌っていましたね。

ストーリーに目がいってしまってあまり気にかけていませんでした。

ファッションには疎いですが、外で歌っている時の白とベージュの服装は結構イケてると思います。

半ズボンとカラフルなトップスのが90年代っぽくてちょっと微笑ましいですね。

ストーリーが印象的で彼らの歌う姿は覚えていなくて結構新鮮に見ることができました。


実はこの曲、長らくヒットし続けて当時何度も耳にしたせいでお腹いっぱいになってた頃がありました。

何年も聴かずにいたので、実はこの曲の入ったオリジナルアルバムは手放しちゃったんですよね…

そして今じっくり聴きなおして、やっぱり名曲だなぁ…と感じる心はいつも90年代のオジサンです。


ミックスリスト:My Favorite ラブラブ Songs