Billie Piper - She Wants You
back to 1998
今回の英単語:Instinctively (0:58他)
意味:本能的に、直感で
女の直感である女が彼氏に気がある事に気づいたっていう警戒アラート鳴りまくりな状況です。
【正統派的、聴かせる歌ウマアイドル】
90年代後半のアイドル盛り返し期、女性ソロとしてはアメリカではB. スピアーズやC. アギレラがデビュー。
それに呼応するかのようにイギリスから出てきたソロアイドルです。
シュッとしたルックスではないものの、キュートな表情が魅力ですね。
ブリトニーがインパクトある斬新な曲、アギレラが歌い込み系の楽曲が多かったですが、彼女は正統派な歌でありながら、結構ビートがズンズンする楽曲が多かった印象です。
ダンスフロアやクラブ向けな音かもしれないですね。
そしてこの曲もノリの良いダンスチューンです。
彼女の歌声は清涼感ある可愛い声ですが、芯がしっかりした感じでしっかり聴かせてくれます。
良質なポップスの彼女の1stアルバム、前述のアメリカのライバル達のアルバムよりもよく聴いていました。
この曲収録の1st、名盤だと思っています。
MVは2種類あるようです。
YouTubeで探してみると、パフォーマンスしているのをメインにしているバージョンと、そのMVをドライブインシアターで見ているバージョンが出てきました。
私が見覚えあるのは前者の方でした。
楽しそうにダンスをしてキラキラしたオーラを放つカッコよくて可愛いMVです。
ずっとカメラ目線で色んな表情を見せてくれるので何度も見たくなります。
美人かというとちょっと違うかもしれませんが、キュートで気になってしまう存在感です。
ドライブインシアターバージョンもカジュアルファッションでちょっとヤンチャな感じでいいですね。
ドライブインシアターバージョンはこちら。
どちらのバージョンも若さのエネルギーを感じるハッピーな雰囲気です。
歌の内容はというと、ハッピーな内容ではなく、彼氏を取られまいとする女性の警戒心を歌った内容です。
とあるところで彼氏を意識している女に気づいた主人公。
しかし、鈍感な彼。
彼女の態度や視線から「彼氏を狙ってる!」と勘づいた主人公。
色々彼氏に訴えていますが彼氏はちょっと呑気なようです。
しかし、最終的には理解して手を繋いでその場から離れる平和的解決(?)をしたようです。
彼女一筋で彼女の心配を取り除いてくれる良い彼ですね。
この曲の歌詞には英単語の勉強のような単語がいくつか出てきて韻を踏んでいるのも好きな部分です。
1番では、"expression"、"direction"、"connection"、"intention"。
2番では、"satisfaction"、"attraction"、"imitations"、"determination"。
「ション」でも「expression」だけ仲間外れですね。
そして「imitation」だけ複数形になってますね。
ほら、英語の授業みたいでしょ?
これらの単語を覚えるのにこの曲で覚えるのも良いかもしれません。
一気に8つ覚えられますよ!
ただ、曲調、MVからもわかる通り、若者のライトな恋のいざこざなので聴く方も「あ、大変だね。」と軽く聴ける、むしろ歌詞はあまり意識せずにサビだけ印象に残る曲ですね。
「ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ 」のリズム。
繰り返すサビの「シーワーンチュ シーワーンチュ シーワーンチュ」のフレーズ。
口ずさみたくなります。
ドライブで聴くのにもピッタリです♪
彼女はアルバム2枚のみリリースしていますが、その後は映画やテレビ、舞台で活躍して女優としての地位をを確立しているようです。
本国ではもしかしたら、「この人、実は昔…アイドル歌手でした!」的な方なのかもしれませんね。
日本でいう篠原涼子のような。
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