Babyface - Every Time I Close My Eyes
back to 1996
1stインプレッション:この声、この音色…マジで!?
ホワイトデーにちなんだ男性ラブソング月でしたが、トリはこの方、美メロメーカーで甘い歌声のベイビーフェイスです!!
90年代の洋楽シーンにはなくてはならないヒットメーカーですが、彼自身が歌う曲も名曲だらけですね。
その中でも私が一番大好きな永遠のラブソングがこの曲です!
目を閉じる度に好きな人に会えたこと、そして両想いになった事を神に感謝するという、彼女にメロメロな歌です。
彼女と出会えた幸せを噛み締めるように相手にゆっくり話すような楽曲です。
イントロからして穏やかで温かい感じの音、そして語るように始まる彼の歌…名曲の香りが漂ってきます!
冬なのに春のような日、クリスマスが6月にあるよう、天国への扉が開いたよう…と幸せな気持ちを温かな歌声で聴かせます。
そして注目なのは自分だけでなく、相手も自分を好きになってくれた事が最高に幸せという感じの内容。
「And you've got me too」や「〜someone like you loves me too」などの歌詞で両想いになれたことがわかります。
いかに自分が彼女にメロメロなのかを伝えているのが主題ですが、両想いになって二人で幸せを感じようという熱い思いのこもったロマンチックなメッセージでもあります。
これも結婚披露宴で流したくなる曲ですね。
さて、この曲、やたら存在感のある女性コーラスの声が聴こえます。
当時聴いた時に「この歌い方…まさか…」と思いましたが…
マライア・キャリー!?
そして後半の方で聴こえるサックスの音色…
ケニーG!?
大物が参加している曲にもかかわらず、よく目にする「feat.」の表記もないというのがなんとも贅沢です。
ただ、PVではケニーGがカットされているのでもしかしたら何か大人の事情があったのかもしれませんね。
ケニーGの演奏も聴けるアルバム収録バージョンはこちら。
曲はスイートな感じですが、PVはラブラブハッピーな雰囲気がありません。
二人が両想いで幸せという曲のはずなんですが、映像はそれぞれが彷徨っていて雨や雪が降る中、すれ違ってばかりのような演出です。
終盤に一瞬だけ一緒になりますが、ここでも二人がハッピーな雰囲気があまりないです。
写真を見返していたり、雨や雪の演出、セピア色や寒色が多い映像…
二人は離れ離れになってしまい、回想しているかのような切なさや寂しさが漂っているPVです。
それにしても、グリーンのベルベットのジャケット、凄いですね。
ミックスリスト:My Favorite ラブラブ Songs