All-4-One – I Can Love You Like That
back to 1995
1stインプレッション:ビ オォーールザッチュニィ〜ィが全部持ってく
90年代中盤にデビューしてメンバーが個性的な歌声でハーモニーを奏でるグループという印象です。
このグループ名を初めて聞いて「スクールウォーズ!」と思ったのは私だけではないはずです。
それはさておき、この曲は彼らの曲の中でもとびきりスイートなラブソングです。
初めて聴いた時から現在までずっと色褪せない名曲です。
リードボーカルを主に歌う二人が見た目も声も対照的で、体太いけど繊細な歌声のジェイミーと体細いけど太い声のデリアス、そしてその歌声をサポートするトニーとアルフレッドの甘いコーラスが絶妙です。
この曲では特にデリアスの力強い歌声に圧倒されます。
サビ中盤の「♪Be all that you need」は彼の独壇場!
そこのパワフルな歌声が強烈なインパクトで美味しいところを持っていく感じですがそこだけでは勿体ない!
イヤホンで聴いてみるとリードボーカルはしっかり真ん中で主張し、コーラスが左右から多重でやってきて包み込まれるような感覚になります。
コーラスの優しさとリード部の力強さがこの歌の主人公の意思のようで改めて良い曲だなと思いました。
主張が強くない楽器の演奏も相まって彼らのハーモニーをしっかり楽しめる曲になっています。
さて、歌詞の内容はとにかくロマンチックに、でも思いの強さをちゃんと主張しながら好きな人へ自分の愛の大きさを訴えているゾッコンラブな内容です。
ロマンチックな事が好きな彼女に「シンデレラ」、「王子様」、「ロミオとジュリエット」、「カサノヴァ」などの言葉を使って紳士的に、しかし情熱的にアピールする男性の歌ですね。
PVは、PVの撮影をしている所にそれぞれの彼女を呼び、ずっと歌って彼女達に自分達を魅力的に見せようとしているストーリーです。
パリッとした格好でこんな素敵なハーモニーを聴かされたらウットリしちゃいますね!
彼女達も彼らのことを改めて誇りに思い、素敵に感じることでしょう。
若者が頑張って大人な雰囲気を出して彼女達に良いとこを見せようとしているというのも微笑ましくもカッコ良いですね。
ミックスリスト:My Favorite ラブラブ Songs